【python-pandas】csvファイル読み込み後によく使うスキル6つ

この記事ではpandasでcsvファイルを読み込んだあとによくやるスキルをまとめてご紹介していきます。

 

実際のcsvファイルを読み込み、プログラムの実行結果を確認しながら解説していきますので、初心者の方でもわかりやすい内容になっていると思います。

 

pandasはデータ分析を行う際に非常によく使うライブラリですので、ぜひマスターしておきましょう。

 

それではさっそくやっていきましょう。

 

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読み込むcsvファイルを準備

今回はcsvファイルを読み込んだ後の処理をいろいろと解説していくわけですが、そのためにはまずはcsvファイルがないことには始まりません。

 

というわけで今回は以下のcsvファイルを準備しました。

csvファイルのサンプル画像

このcsvファイルは以降で紹介するpythonコードの保存場所と同じ場所にsample_data.csvという名前で保存しています。

 

以降で紹介するpythonコードでは、このデータをいろいろな方法で表示していきます。

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csvファイルの読み込み

まずは一番基本となるcsvファイルの読み込みから始めましょう。

 

pandasでcsvを読み込む方法は以下の通りです。

変数 = pd.read_csv(‘***.csv’)

以下が実際のサンプルコードになります。

import pandas as pd
data = pd.read_csv('sample_data.csv')
print(data)

 

このコードを実行すると以下の結果が出力されました。

csvファイルをpandasで読み込んだ結果

先ほど紹介した以下のもとデータと見比べてみましょう。

もとのcsvファイルのサンプル画像

問題なく読み込めていそうですね。

 

それでは以降の項目では読み込んだ後によくやるスキルをご紹介していきます。

 

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最初の数行を表示させる

データを読み込んだ際、最初の数行を表示させ、うまく読み込めているかを確認することがよくあります。

 

そんなときは以下のスキルを使います。

print(変数.head(表示行数))

ここの変数にはcsvファイルを読み込んだ際の変数を指定します。

 

以下が実際の使用例です。

import pandas as pd
data = pd.read_csv('sample_data.csv')
print(data.head(3))

今回は最初の3行だけを表示させるようにしています。

 

以下が先ほどのコードの実行結果です。

pandasでcsvファイルを読み込んだ結果

問題なく実行できていますね。

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最後の数行を表示させる

先ほどと同様の理由で最後の数行を表示させることもあります。

 

そんなときは以下のスキルを使います。

print(変数.tail(表示行数))

ここの変数にはcsvファイルを読み込んだ際の変数を指定します。

 

以下が実際の使用例です。

import pandas as pd
data = pd.read_csv('sample_data.csv')
print(data.tail(3))

今回は最後の3行だけを表示させるようにしています。

 

以下が先ほどのコードの実行結果です。

pandasでcsvファイルを読み込んだ結果

問題なく表示できていますね。

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データの行数、列数を表示させる

次は読み込んだデータの大きさを確認してみましょう。

 

そんなときは以下のスキルを使います。

print(変数.shape)

ここの変数にはcsvファイルを読み込んだ際の変数を指定します。

 

以下が実際の使用例です。

import pandas as pd
data = pd.read_csv('sample_data.csv')
print(data.shape)

 

以下がこのコードの実行結果です。

pandasで読み込んだcsvファイルのサイズを確認した結果

今回のデータは10行、4列ですので、ここも問題なくデータの大きさを取得できていそうですね。

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データ項目名を表示させる

次はデータの項目名を表示させてみましょう。

 

そんなときは以下のスキルを使います。

print(変数.columns)

ここの変数にはcsvファイルを読み込んだ際の変数を指定します。

 

以下が実際の使用例です。

import pandas as pd
data = pd.read_csv('sample_data.csv')
print(data.columns)

 

以下がこのコードの実行結果です。

しっかりもとのcsvの1行目が表示されていますね。

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項目名を除いたデータ部分を表示させる

次は先ほどの項目名を除いたデータ部分だけを表示させてみましょう。

 

そんなときは以下のスキルを使います。

print(変数.values)

ここの変数にはcsvファイルを読み込んだ際の変数を指定します。

 

以下が実際の使用例です。

import pandas as pd
data = pd.read_csv('sample_data.csv')
print(data.values)

 

以下がこのコードの実行結果です。

pandasで読み込んだcsvファイルをnumpy配列として出力した結果

 

問題なくデータ部分だけが取り出せています。

[ ]がいろいろとついていると思いますが、これは勝手にnumpyのndarrayとして変換されているためです。

要は配列として出力させているということですね。

 

このスキルは非常によく使います。

必ず覚えておきましょう。

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指定位置のデータを表示させる

最後は取得したデータの指定位置のデータを表示させてみましょう。

 

そんなときは以下のスキルを使います。

print(変数.iloc[*,*])

ここの変数にはcsvファイルを読み込んだ際の変数を指定します。

また[ ] の中にはデータを取得したい行数、列数を指定します。

 

以下が実際の使用例です。

import pandas as pd
data = pd.read_csv('sample_data.csv')
print(data.iloc[0,0])

 

以下がこのコードの実行結果です。

pandasで読み込んだcsvファイルの指定箇所の数値を取得した結果

先ほどの配列データの1行、1列目の数値が表示されていることがわかります。

 

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おわりに

というわけで今回はpandasでcsvファイルを読み込んだあとによく使うスキルをいくつかご紹介していきました。

 

データ分析の際などにぜひご活用ください。

 

このように、私のブログでは様々なプログラミングスキルを紹介しています。

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