記述済みのVBAコードに対して、改良やデバックをする際に、
「もとに戻す可能性もあるからコメントアウトにしておこう。でもコードが長くて1つ1つ対応するのは面倒だ。」
このような状況に出くわすことは多いと思います。
この記事では、こんな状況を一瞬で解決できる方法をご紹介します。
コメントアウトにする( ' をつける)だけでなく、再びアクティブにする( ' をはずす)ことも一瞬でできるようになります。
一度設定しておくだけですので、ぜひやっておきましょう。
それでは早速やっていきます!
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事前準備
まずは以下の画像を参考に
①編集
②ツールバー
③編集をクリックします。
すると以下の画像のようによくわからないバーが出現します。
おそらく邪魔な場所に出てきますので、邪魔にならない場所に避難させておきましょう。
※もちろんそのままでも問題はありません。
私の場合は右上に配置しておきました。
これで事前準備完了です。
この中に入っている手のひらマークの隣のボタンでコメントアウトしたり( ' をつける)、コメントアウトを外したりする( ' をはずす)ことができます。
とはいえ、これだけでは使い方がわからないと思いますので、次は実際の使用方法をご説明していきます。
複数行を一括コメントアウトにする方法
今回は以下の画像のFor nextのルーブの内部の4行をすべて一括でコメントアウトにしてみようと思います。
手順はとっても簡単。
①コメントアウトしたい行を一括選択する
②先ほど出現させたコメントブロックボタンを押す(下図参照)
たったのこれだけです。
以下が実際の実行結果です。
非常に簡単ですね。
コメントアウトを解除したい場合も、同じように行を選択し、先ほど押したボタンの隣にある非コメントブロックボタンを押すだけです。
一度設定しておけば、エクセルを開きなおしても先ほどつくったツールバーは維持されますのでこれでいつでも一瞬でコメントアウトできるはずです。
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おわりに
というわけで今回は記述済みのVBAコードを一括コメントアウトする方法についてご紹介しました。
コードの改良、デバック作業時には非常に役立ちますので、ぜひ一度時間をとって設定しておきましょう!
このように私のブログではエクセルスキルはもちろん、様々なプログラミングスキルを紹介しています。
・日々の残業時間を減らしたい。
・業務をもっと効率的にこなしたい。
・もっと勉強する時間を作りたい。
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