『就職活動の面接にうまく答えれれるか不安だ。』
『一人で面接練習しても、不意の質問に答える能力が身につかない。』
『身近に面接練習をしてくれる人もいない。』
このように一人で悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
私自身、紙に質問を自分で記入して、それを読みながら頭で答えを想像するということをやっていました。
しかし、このやり方だと、
「この質問の後は、あの質問だったな。」
とゆうように、質問が来る前に頭で処理し始めてしまうため、本質的な練習にならず、なかなか瞬発力が鍛えられませんでした。
そんな状態を打破するために、自動かつランダムに、質問を出題してくれるエクセルマクロを構築しました。
同じように困っている人もおおいはず。
というわけでこの記事では、質問マクロの作り方をご紹介します。
是非あなたも同じものを作成し、効率的な面接練習を行っていきましょう!
それでは、早速作り方をご紹介しましょう。
事前準備①:エクセルシートを整える
まずは以下の画像を参考に全く同じエクセルシートを完成させてください。
※質問が出てくるA2セルは少し大きくし、出力される文字も少し大きめに変更しておくと質問が読みやすくなるのでオススメです。
事前準備②:質問を記入する
エクセルシートが整ったら、次はA4セル以降にあなたが想定している質問集を記入していきます。
私は以下のような質問を記入しました。
※ここは間隔をあけなければ、何問記入していても問題ありません。
たくさん質問を準備しておきましょう。
事前準備③:VBAを使える環境を整える
質問の準備ができた方は、以下の記事を参考にしていただき、VBAを使えるようにしましょう。
すでに使い方を知っている、という方は次に進んでください。
ここまでで事前準備は完了です。
質問を出題するVBAコードを記述
事前準備が整ったかたは、実際にコードを記述していきましょう。
Sub make_question()
Application.ScreenUpdating = False
'変数の型を宣言
Dim i, j As Integer
Dim max_value As Variant
'処理開始
i = 0
Do Until Cells(4 + i, 1) = ""
Cells(4 + i, 2) = Rnd
i = i + 1
Loop
max_value = WorksheetFunction.Max(Range(Cells(4, 2), Cells(4 + i, 2)))
j = 0
Do Until Cells(4 + j, 2) = max_value
j = j + 1
Loop
Range(Cells(4, 2), Cells(4 + i, 2)).Select
Selection.ClearContents
Cells(2, 1) = Cells(4 + j, 1)
Cells(2, 1).Select
Application.ScreenUpdating = True
End Sub
このコードでやっていることとしては、
①各質問にランダム数を割り当てる
②そのランダム数の最大値を見つける
③その最大値を持つ質問を出題する
という流れです。
出題(VBA実行)ボタンを作成
下準備ができたところで、最後に質問を出してくれるボタンを作っていきましょう。
以下の記事を参考に進めてみてください。
私が作った最終形はこんな感じです。
出題ボタンを押すと、しっかりと質問集のなかからランダムに出題してくれることが確認できました。
おわりに
というわけで今回は、一人で面接練習をするためのエクセルマクロをご紹介しました。
就活だけでなく、会社での昇級試験対策など、さまざまな状況で使えると思いますので、ぜひ一度作っておきましょう。
それではまた!